2016年6月3日金曜日

英語力を上げたいなら洋書を読むべき3つの理由

中学生や高校生で、さらなる発展的な英語の学習を行っていきたい場合は、洋書を読むことをお勧めします。

洋書を読む利点は次の3つです。

1.教科書に出てこないカテゴリーの単語やフレーズが普通にでてくる
2.一冊を読みつくすことで、記憶に残りやすい
3.英語独特の言い回しやリズム感が養える

教科書で学んだ内容は、復習をしなければ、通常1周間で約7割、1ヶ月もあれば、約8割くらいは忘れてしまいます。一つのものについての継続性がなければ、脳は、その情報へのアクセスを弱めてしまいます。せっかく学んだことを忘れてしまうというのは、半分は脳のシステム上どうしようもないことですが、努力によって記憶を定着させることができます。

それを可能にするのが、「反復」と「関連付け」です。

忘れすことを防ぐのに必要なことは、定期的な「反復」

人間の脳は、長時間同じものに晒されているからといって、それを完璧に記憶するというものではありません。「記憶を定着させる」というよりは、「記憶を強化する」といった方が適切かもしれません。「人は忘れてしまう」ということを前提として、一定時間あけてから繰り返しインプットすることで、記憶は強化されていき、「短期記憶」がやがては「長期記憶」として定着していきます。

最も効果的な復習のタイミングは、「20分後」「1時間後」「1日後」「1週間後」「1ヶ月後」です。なぜならば、人の記憶は、

20分後には覚えたときの58%しか残らない(42%忘れる)
1時間後には覚えた時の44%しか残らない(56%忘れる)
1日後には26%しか残らない(74%忘れる)
1週間後には23%しか残らない(77%忘れる)
1週間後には21%しか残らない(79%忘れる)

というように変化していきます。

繰り返しますが、これは、自然なことです。

そして、この割合の減少を防ぐためには、「反復」が最も有効な手段となります。

「関連付け」でさらに記憶を強化する

関連付けの学習は、例を挙げるならば、「語呂合わせ」で何かを暗記することと同じです。

全体的に見れば、「そのもの自体 + 語呂」と、記憶する情報量は、それだけを覚えるときよりも増えてしまいます。しかし、増えた情報量に意味付けをする人間のイメージ力はとれも強い力です。それを利用することによって、忘れにくい記憶となり、思い出すきっかけ(刺激)が増えていきます。

100個のリスト項目を覚えるならば、まずは、分類しましょう。似たようなものに同じ色でマークするのもよいですし、単純に項目の頭に番号を降るだけでも記憶のしやすさは変わります。「30番台に◯◯があったなぁー」「そういえば、その下に◯◯もあった」「ここの3つは似たようなものだからセットで覚えよう」などという工夫ができるようになれば、思い出すきっかけはいくらでも作ることができます。

洋書を読む際も同様で、ストーリーやエピソードごとにキーワードとなる英単語や、その場面を表す言葉、登場人物の印象的なセリフなど、物語を通して、意味のある言語を覚えていくことのメリットは、非常に大きいです。

1500語の無機質な単語帳をひたすら繰り返し眺めていても、単語を覚えることはできますが、単語集のデメリットは、「そこに書いてある意味しか覚えられない」ことです。文脈からも把握できないし、単語の持っている語源的な意味も理解することは難しいでしょう。単語集と同じ値段で、より記憶にのこり、学習や理解を深める本を1冊選ぶことのメリットは計り知れないものがあります。1ヶ月、単語集を本棚にしまって、洋書を手にとってみて下さい。学習の質は劇的に変わるでしょう。


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